【書評】『なぜ、あなたの話はつまらないのか?』

いささが挑戦的なタイトルの本書を読みましたので、レビューを書いていきます。

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読むべきポイント

この本を手に取る人は「面白い話ができるようになりたい」と考えているのではないでしょうか。

私はそうでした。

その観点で読んで欲しい部分はそこまで多くありません。

本を読むのが苦手でも拾い読みできるようガイドします。

P200~204

ここでは本書のまとめが書かれています。

本書のエッセンスが詰まったまとめを最初に読んで全体像を把握します。

共感できる話題選び、フリとオチの作り方など「面白い」を作るための基礎知識を理解しましょう。

途中でp73を参照とありますので、絶対に見ましょう。

「話題が見つかる共感のピラミッド」は会話に詰まった時にも面白い話をするにもツッコミを入れる時にも、つまりいついかなる時も役に立ちます。

P129~135

フリオチの具体的な作り方が書かれています。

人が「このネタを誰かに話そう」と思うとき、真っ先に思いつくのはオチなのです。p130

これにはなるほど!となりました。

そりゃオチだけ喋っても面白くないですよね。

というわけでオチにあわせたフリを作っていきます。

オチとは正反対の内容をフリに持ってくるのですが、ウソにならない範囲で見つける必要があります。

本書の例を使わせてもらいますと「犬に噛まれた」がオチならどんなフリがいいでしょうか。

  • 自分は大の犬好き
  • 人の恨みを買うようなことはない
  • 日頃からリスク管理の大切さを説いている
  • よく用心深いと言われる

などオチと矛盾する要素を自分の中から探し出していきます。

P144~199

フリオチが出来た後はちょっとした見せ方の工夫をすることでより面白くなります。

その見せ方のバリエーションが書かれています。

自分のお好みとキャラに合わせて該当しそうな部分を拾い読みでもいいでしょう。

個人的には「愛の毒舌法」「たとえツッコミ法」「ひとり芝居法」が好きでした。

読まなくていい近況

最近うじとうえだというYouTubeチャンネルにハマっています。

出てくる人はみんな面白いけど、特に上田さんが大好き。

たとえツッコミが上手すぎる。

私もあんなふうになりたい!と思い本書を手に取りました。

筆者の方が上田さんと同じ放送作家であることも読むモチベーションになりました。

本書を読んだ方はお笑い好きだと思うので、ぜひ一度見てみてください!

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