今までの人生が幸せでなかったから。もうね、これに尽きる。
まず幼少期は不幸の詰め合わせみたいな感じで、とにかくつらかった。
母親はヒステリック・父親は家庭から逃亡状態で、どちらの祖父母も人間的にやばかったから誰にも頼れない。
一人っ子だったから兄弟とともに乗り切ることもできなくて、本当に孤独だった。
(まあ、兄弟仲が最悪で憎しみ合うよりはよかったかもしれないけど)
やっと大人に近づいてきて「これで地獄みたいな実家から自立できる」と思って大学生のときは企業インターンに精を出したけど、ここがとんでもないブラック企業で気が付いたら就活が始まる4年生のときに精魂尽き果てました。
働くことに疲れた就活生なんて採用されるはずもなく、就活の結果は惨敗。
今になって何で就活うまくできなかったのかなーと考えてみたんですけど、一つに自信がなくて何事も頑張りすぎるからってのはあるかもと思います。
それでうまくいけばよかったけど、私は頑張った分だけ空回りしてました。
まあ、あとはサラリーマンが本当に向いてなかった笑
小さいときから集団行動が苦手、というより意味が分かんなかったです。「みんなで決まりきったコースを回る修学旅行になんの意味があるの?一人で好きな場所を好きなだけ眺めに行きたい」が口癖でした。
そんな人を世間では社会不適合者と言いますが、みんながみんなに合わせようとするから日本は生きづらいのではないでしょうか。
話が逸れましたが、私が子供を産みたくないのは、こんなつらい人生を送ってほしくないからです。
私はもう生まれてしまったから仕方なく頑張って生きていくしかありません。それなりに仕事をして食べていくしか選択肢がないから頑張ってるだけ。
もし生まれる前に戻って、この世に生を受けるか受けないか選べるなら、生まれないことを選ぶでしょう。
こういう自分の思考を、まだ見ぬわが子に投影して「生みたくない」と考えているのかもしれません。