ほったらかしで資産を増やすインデックス投資

目次

概要

ほったらかしで資産を増やせるインデックス投資が紹介されています。

投資初心者向けの本で、どのくらいの金額をどの投資に回すべきかが解説されています。

目次

第1章 ほったらかし投資と人生のお金
第2章 ほったらかし投資の簡単!「実行マニュアル」
第3章 実際に始めてみよう!
第4章 インデックス運用の基礎知識―納得して投資するために
第5章 「ほったらかし投資」実践の勘所
第6章 よくある質問にお答えします
特別鼎談 バンガード撤退後のインデックス・ファンドの未来―元バンガード/ステート・ストリート勤務の金野真弓さんに聞く

本書おススメの利用方法

私が投資に興味がなく疎すぎるせいかもしれませんが、本書は結構難しいです。

まずは本書を紹介しているリベ大の動画で概要と、投資すべき銘柄をおさえましょう。

銘柄は13:21あたりで、eMAXIS Slim全世界株式 オールカントリー(通称オルカン)が最適解として紹介されています。

動画を見るだけでもとりあえず投資を始めることができます。

では本を読む意味ないのでは…?と思いますよね。

実は本も併せて読んておいてほしい理由があります。

インデックス投資は一度買った銘柄を持ち続ける投資方法です。つまり相場が上がって利益を確定したくなっても、暴落して損失がどんどん拡大しているときも持ち続けなくてはなりません。

しかし多くの人が感情に任せて銘柄を手放してしまいます。

下手に手を加えるとインデックス投資は失敗します。

なのでどんな相場でも一度買った銘柄を手放さないメンタルが必要なのですね。
そのメンタルを保つ裏付けを得るために、インデックス投資のロジックを本で理解してほしいのです。

銘柄や制度の話はリベ大と本書に譲るとして、このブログではインデックス投資へのモチベーションを高めると同時に、相場と向き合うメンタルを重点的に紹介します。

著者はいくら儲けたの?

著者の一人である水瀬さんは「コツコツ積み立てた投資元本に対して、現在、利益だけで高級車が何台も買える程度には増えています。」と書いていました。

夢がありますね。

私も投資を始めてみた

私もNISAを2024年の2月末から始め、オルカンに5万円を積みました。

投資可能額が15円増えていたので、おそらく利益が出たのだと思います。
たった15円ですが「銀行の利息より全然いいじゃん!」と喜んでおりました笑

3月~4月も順調に運用益が出ており、+2000円から+3000円の間で推移しています。

相場はどうなるかわかりませんので、途中の運用益はあまり関係ないのですがやはり嬉しいものです。

ちなみに私の積み立て設定ですが、基本的に成長枠を使っています。

私はフリーターなので年収が少ないうえに不安定ですから、毎月定額を強制的に積み立てるつみたて枠は家計を圧迫します。なのでつみたて枠は、毎月1000円だけにしました。

5万など比較的大きな金額は、不定期に積み立てられる成長枠を使っています。

運用中の心構え

また、悩んでも改善しない問題については、悩まないほうがいいと、山崎も思います。改善が可能なこと「だけ」に注力することは、運用だけでない、人生の要諦です。p148

相場の要諦は、人生にも通ずると思わされる深い言葉ですね。

相場が上がっても下がっても私たち個人にできることは何もありませんから、許容できるリスクの範囲で調整していきましょう。

水瀬さんがどんな相場でも銘柄を持ち続けられた理由の一つに「資本主義経済の発展を信じている」が挙げられていました。p151

私もこれはストンと腑に落ちた感じがします。

生まれたからにはいい家に住みたい、おいしいものを食べたいという人間の自然な欲求に支えられた資本主義は、今後も発展していくと私も思います。

「リタイアした直後に大暴落にあったらすべてが水の泡」ではない
(中略)「100年に一度」と言われたリーマンショックでも、「1000年に一度」と言われた東日本大震災でも、株価は一時的に暴落しましたが、その後5年も経たないうちに回復してしまいました。少なくとも、「リタイア直後の一発ですべてが水の泡」というわけではありません。p170

リーマンショックや震災の時はまだNISAをやっていなかったので、過去の値動きが知れるのは大変勉強になりました。

意外にも回復は早い。暴落したら積み立てのチャンスとさえ言えそうです。

売りたくなった時に我慢するテクニック集がp156から紹介されていますので、こちらも参考にしてください!

インデックス投資の情報収集

インデックス投資の情報収集といっても、そんなにアンテナを高く張って最新情報を収集する必要はありません。たしかに、インデックス投資環境は発展途上なのですが、そのスピードはゆっくりとしたものです。p179-180

デイトレードをやっていた人からすると「そうなの!?」という感じかもしれませんが、インデックス投資では日々の経済動向を追っておく必要なないみたいです。

しかしインデックス投資についてもっと知りたい!という人向けに、本書では以下の2冊がおすすめされていました。

ウォール街のランダム・ウォーカー

敗者のゲーム

また本はどうしても情報伝達が遅いので、制度や銘柄の最新情報は著者のブログでもキャッチアップしておきましょう。

おススメしたい人

投資とか面倒くさい、でも資産は増やしたい人
FXやデイトレードで失敗した経験がある人
NISAってなに?って人

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