私は人前で歌うことに半端ない拒否感、というかもはや恐怖を抱いていたのでボーカルレッスンに行くのがめっちゃ嫌だったんですよね…。
痩せるためにジムに行きたいのにだらしない体を晒すのは嫌みたいな、そういう矛盾を抱えていたわけです。
私は意を決してボーカルレッスンに行ってから3ヶ月経ちました。
今回は実際のボーカルレッスンで何をやっているのかをお伝えし、事前に心の準備ができるような記事を書いていきます!
呼吸
歌上達に必要なのは1にも2にも呼吸です!
8:8:4:3:1のリズムに合わせて呼吸します。
8:8のところは強めに息を吐きます。
吐く息の量を一定に保てるように練習します。
後半になるにつれカスカスとなりがち、一定の量を吐き続けるの難しいです。
途中で空気が無くならないように調整しながら吐きます。
4のところで残った空気を出し切ります。かなり苦しい。
3は息を止めます。吐ききった状態でキープ!
1で吸います。
これを繰り返すのが呼吸の練習になります。
レッスンではトライエブリシングの曲に合わせて呼吸してます。3分間の辛抱です。
低音練習
ピアノの音に合わせて声を出します。
恥ずかしいんですけど私のレッスンを貼ります。
※音量注意!
最初やった時はそもそも声出なくて聞こえないという散々な結果でしたが、慣れれば大丈夫。
音程が外れてても気にしない。
喉を動かす事が目的なので、音程より響が大切です!
個人的にめっちゃ意外だったのが、強い高音を出すには低音練習が必須ということ。
高い音を出すのになんで低い音の練習なの?と思いますよね。
音の高低はそこまで重要ではなくて、人間は「が」と発音する時下顎の下部が動いて空間が出来ます。
この感覚を覚えさせるための筋トレが低音練習です。
裏声の練習
低音練習と同じようにピアノに合わせて歌います。
音量注意です!
私は裏声がめちゃくちゃ苦手で、さすがに自分のは恥ずかしかったので先生の声を載せました。
レッスンの後半は実践
レッスンの前半は3つの基礎連(呼吸・低音練習・高音練習)を一通り行います。
レッスンの後半は自分が歌いたい曲を原曲と一緒に歌って、部分的に直していきます。
これは毎回共通してやることがないので、書くのが難しいんですが…。
例えばこんな感じです。
- 音程が取れないところを先生の声を聞きながら合わせていく
- リズムが取れないところを手拍子しながら拍を合わせていく
- 息継ぎのタイミングを確認する
このほかにも私が気が付いてないポイントを教えてくれたりします。
「歌詞では〈み〉だけど〈め〉と歌ってる」とか「ここは尻上がりで歌ってる」とか、何回も聞いてるのに気が付かない歌のポイントを知れるのはありがたいです。
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