2020年の終わり頃からこれまでの軌跡を書いてみました。
これからwebライターにチャレンジしようとしてる人に届くと嬉しいです。
副業でもwebライターをやるのは大変でした。
始まりはブログ
私のライターとしてのキャリアはブログからスタートしました。
ブログ講座でアフィリエイトの仕組みやseo記事の書き方など、稼ぐために必要なことを学んでは更新していました。
ただブログはうまくいくまで時間が掛かることに、始めてからようやく気がつきました笑
私は飽きっぽい性格なので、「モチベーションが下がる!やばい!」と思い同時にwebライターをはじめます。
初めは好調だった
初心者webライターは案件が取れなかったり、文字単価がめっちゃ低かったりすることがあるみたいです。
でも私はブログ記事をポートフォリオに営業したので、初めから文字単価1円の案件を取ることができました。
応募すればほぼ通るとさえ思っていました。
………この時までは。
越えられない文字単価1円の壁
大変なのはここからでした。
文字単価1円以上の案件ってクラウドワークスではなかなか出てこないんですよね。
あったとしてもその案件にはベテランのライターが殺到してたでしょうから、実績が浅い私が選ばれるはずがありません。
クラウドワークスがダメなら営業だ!と思い立ち、記事執筆代行を行なっている企業に片っ端から営業メールを送りまくりました。
でも返事が返ってこなかったり、文字単価が1円を割っていたりとなかなか希望する条件で働けません。
並行してクラウドワークスでも案件を探す毎日でしたが、1円以上はなかなか出てこない…
てかseo記事書きたくない
この頃からでしょうか。記事を書いててつまんない…になったのは。
ブログもwebライターも作業のほとんどがseo記事の執筆です。
もちろんseo記事を書くには様々な知識とスキルが必要ですし集客戦略として欠かせないことはわかっています。
しかしどうしても、上位サイトのコピペとさして変わらない(と感じていました)。
オリジナルのコンテンツを作りたいという思いが強い私は、同じような内容ばかり並んでいる上位記事を見ては書いてを繰り返すうちに書きたい気持ちがどんどん萎んでいきました。
はー、ブログもうまくいかない、ライターとして案件獲得もうまくいかない。
ブログがうまくいかない話はこちらでしていますので、興味ありましたら!
私はどうしたらいいの……?
わずかに光を見出した取材ライター
そんな中、目をつけたのが取材記事でした。
人の話を聞いてそれを記事にまとめる、これなら機械的にseo記事を書くよりもずっと楽しそうと思いました。
ただこちらもクラウドワークスではなかなか募集がないですし、あったとしても「記者経験者」が応募条件になっています。
これもダメかぁ…と諦めかけていた時、SDGSをテーマに企業やNPOに取材をしているサイトの編集長に採用されました。
ここで頑張る!!
seo記事が書けないとなればブロガーやwebライターとしては絶望的です。
なので取材案件をくれたこの会社に何が何でも置いてもらおうと思いました。
初めての質問づくり、取材、文字起こし、記事執筆…
初めてのオンパレードの中で、200%くらい出して頑張りました。
この時は時給度外視。
明らかにオーバーワークでしたが、せっかくつかんだ取材案件を手放すまいととにかく必死でした。
こうして書いた記事にはびっしりと赤が入れられています。
それを直しながら「どうしてここは直されてるのかな」「このアドバイスが書かれてるなら、こうやって書いたらいいのかな」と試行錯誤を繰り返しました。
突然伝えられたクビ
取材案件は継続案件だったはずですが、4記事目の質問案を編集長に送った時に言われました。
「こちらが思っているイメージと違いました。今日限りで契約を解除させてください。」
このメッセージを見た時、私は伊豆旅行の最終日でした。
城ヶ崎海岸で打ち寄せる波音も聞こえず、美しい景色も目に入らず…
石の上にしゃがみ込んでただただ泣いていました。
周りの観光客の人にも一緒に来ていた友人にも迷惑だとわかっていましたが、もう涙が止まりません。
あんなに頑張ったのに…
それでもクビって、もうライター向いてないんじゃないか……
向いてなかったかも知れないし、そうでないかもしれない。
でももう、新しい案件に応募する勇気がなくなりました。
こうして私のライター業は幕を閉じました。
このあたりの話はこちらで話しています。
まだ諦めきれずにもがいております!!!